セラミドとは? お肌を外界から守ってくれる働き者!

カサ子のつぶやき
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カピ子

コラーゲンヒアルロン酸のこと勉強したけど、まだまだ知りないことがいっぱい。
次はセラミドって何かな~?

カサ子

セラミドって言葉も、化粧品について調べてると出てくるよね。

キツ美

しっかり勉強しなさいよー( 一一)

最近、化粧品の成分が気になって仕方なく(;^ω^)、色々検索してますと、「セラミド」という言葉を見る機会が増えました。

せっかくなので、自分なりに調べてみました。

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特徴 意外にも脂質の一種

スフィンゴ脂質の一種であり、スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物群の総称である。

Wikipediaより

カサ子

へぇー脂質の種類なんだー(@_@)

あんまり詳しくなくても、「セラミド」というのは肌の水分保持の一旦を担っているというぐらいの知識あります。

なので、脂質の一種というのに驚き。

カサ子

だって水と油って言うからね・・・・

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どこにあって、どのような成り立ちをしてるのか?

「セラミド」は、表皮中の、角質層に存在しています。

そもそも、私たちの肌というのは、肌表面から『表皮』『真皮』『皮下組織』の3層で構成されています。

そのうち『表皮』は、『角質層』『顆粒層』『有棘層』『基底層』となっています。

上図からもわかるように、「セラミド」は一番肌表面の層にあります。

カピ子

あ、じゃあ化粧品で補充もしやすそうね(*^▽^*)

「セラミド」が含まれている『角質層』は、角質細胞とそれをつなぐ細胞間脂質とで成り立っています。

ここで「セラミド」は、細胞と細胞の間を埋め、細胞同士を接着するという役割をしています。

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どのような働きをしているの?

セラミドの働きは、『保水』と『バリア機能』の2種類があります。

『保水』と『バリア機能』は、独立して働きがあるわけではなく、密接な関係を保っています。

といいますのも、『角質層』ではラメラ構造と呼ばれる層が形成されており、その層のバランスが大切なのです。

ラメラ構造とは

ヒトの皮膚は表皮、真皮、皮下組織から構成されている。表皮は上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層からなり、30-50層と極めて薄い層から成り立っている。その最も上にある角質層は外気と接する臓器とも言われ、肌、身体を物理的・化学的な影響(細菌や紫外線、化学物質など)から守るための重要な役割を担っており、主に角質細胞及び細胞間脂質より構成されている。その細胞間脂質は角質層の細胞と細胞の隙間を埋める役割をしており、水-脂質-水-脂質-水…と規則正しく交互にサンドイッチのような層を成している。この薄い結晶の面構造が人体におけるラメラ構造(ラメラストラクチャー=液晶構造)である。

Wikipediaより

上記の説明にあるように、水と脂質は交互に存在する必要があるわけで、交互ということは、分量は均等でないと成り立ちません。

ですが、乾燥肌というのは、セラミドが不足しがちなので、ラメラ構造がいびつになってしまうのです。

こうなると、セラミドの働きである『バリア機能』が、正常に作動しなくなってしまうのです。

いびつになったラメラ構造の隙間に外界からの紫外線、化学物質やアレルゲンなどが入り込んできて、肌荒れをおこしてしまうのですね(。>。<。)

カサ子の体験

数年前、年末年始の休みにカンボジアのアルコールワットへ行ったことがあります。

カサ子

アンコールワットで初日の出を見たい(≧∀≦)

もちろん念願叶ってキレイな朝日が見れました。

アンコールワットは、数々の遺跡があるので、朝日だけでなくそれらも見学し、とても楽しかったのですが・・・

カンボジアは、下図からもわかるように、日本からすると、かなり南に位置しています。

私はカンボジアの太陽を軽く考えてました。

いや、ちゃんと帽子もかぶり、日焼け止めもつけて対策はしていたのです。

あるとき、遺跡を見上げる機会があり、写真を撮ったりして、夢中になっていたら、頬に痛みを感じました。

でも、ごくわずかな時間でしたので、気にせず観光をして、日本に帰国。

ようやく落ち着いて、何気なく鏡をみたら、頬の一部が赤くなってました( ノД`)

あっ、これカンボジアで痛いと思ったところ・・。

きっとカンボジア滞在中も赤味はあったのだと思います。
でも、旅行中でバタバタしてるし、じっくり鏡を見ることもほとんどなかったので、気にしてなかったんです。

赤味に気付いてからは、痛みも出てきて(赤味に気付いたからではなく、たまたま時期が重なっただけと思います)、少しヒリヒリしてました。

これは大変だーっ ということで、いろいろ検索しまくって、こういうときは『セラミドが不足している』という情報を掴み、セラミドがしっかり配合されているという化粧水を買って、使用方法を忠実に守って使いました。

こういう時、同じ化粧水を顔全体につけているのに、この赤くなった部分だけはすぐにカサカサになるのです。

今から思えば、『角質層』は太陽の光で壊されていたのではないかと推測されます。
なので、『角質層』すぐ下の『顆粒層』が、見えてたのではないかな・・・。

とりあえず、赤いところには、何回も繰り返して化粧水をつけるようにしました。

もちろんメイクもなるべく、そこは避けるようにして。

その甲斐あって、1週間ほどで元の肌に戻ることができました。

そのときは、何も知識もありませんでしたが、今から考えると、元々乾燥肌なので、セラミドは不足しがちなのです。

そこに強力な太陽の光。

日焼け止めをつけていたとはいえ、汗でとれてたと思います。

そりゃあ、一気にラメラ構造も崩れてしまうだろうなと猛反省です。

セラミドとは まとめ

「セラミド」は皮膚の一番外にあって、外界から私たちの肌を守ってくれている、とても重要な物質です。

とても働き者なんですね。

ただ、カサ子の経験談のように、一気に働きが機能しなくなることもありますので、日頃から日焼け止め対策はきっちりとして、お肌を守るようにしましょうね(^_-)-☆

 

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