子宮頸がん検査で再検査 コルポ診というのを受けてみた その1

カサ子のつぶやき
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カサ子

今日はいつもと違った角度からの記事だよ~

カピ子

なんかタイトルが怖いんだけど((( ;゚Д゚)))

カサ子

怖いけど、大人女子なら避けて通れない問題だと思うからね、私の体験談を書いておくね(^^)

キツ美

誰もカサ子の体験談なんて興味ないわよ( 一一)

カサ子

確かに(;・∀・)
でも、何かあったときのために備忘録を書いておくのもいいでしょ~~
それに、誰か一人ぐらいは役立ったって思ってくれるかもしれないし。

カピ子

怖いから先に確認しておくけど、結果はどうだったの?

カサ子

一応ね、再検査は問題なしだったよ。

カピ子

ならよかったね(^^)

カサ子

でも、一応だからね。条件付きだから、単純に喜んでもいられない・・・ヽ(゚∀゚)ノ

ということで、私が子宮頸がんの検査を受けたときの心境や、再検査などについてご紹介していきます。

何も参考にならないかもしれませんが(;^ω^)、一体験談としてご覧いただければと思います(^_-)-☆

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子宮頸がんとは

子宮頸癌(しきゅうけいがん、英: cervical cancer)は、子宮頸部と呼ばれる子宮の出口より発生する癌。そこに生じる悪性の上皮性病変(癌)のこと。
発生頻度は発展途上国で高い。発症は20代から40代で高く、死亡は25歳未満ではまれであり、特に高齢者に多い。主な原因に、主に性交渉によって感染するヒトパピローマウイルス (HPV)の感染があるが、大部分の人で通常は免疫によってHPVは排除される。子宮頸癌の人々の87.4%に、HPVの感染が確認されている。ほかの部位の癌に比較して生存率は高く、検診により死亡率は最大80%減少する可能性がある。
進行は遅いため、3年ごとといった検診が推奨されており、要検査の場合に診断が行われる可能性がある。程度が軽い場合は子宮を温存する円錐切除術が実施される。

Wikipediaより

上記の説明にあるように、ありがたいことに進行が遅く、定期的な検査を受けていれば早期発見がしやすいので、治る見込みも高い病気のようです。

進行が遅いというので、私の場合も再検査となりましたが、主治医は「ほな検査いつしよかなぁ」と呑気なものでした(笑)

とりあえず『再検査』となった時点で、とても大変なことが起きたーーっと思った私は、主治医の反応にかなり拍子抜けしました(笑)

ちなみに、子宮頸がんとは子宮頸部に出来る癌で、下記画像の赤丸で囲ったところになります。

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定期的に受けているがん検査

元々は婦人科系疾患があるので、定期的にレディースクリニックに通院して経過観察をしてもらっています。

そんな中、年に1度、子宮頸がん検査と、2年前から子宮体がん検査も受けるようになりました。

子宮体がん検査とは、上記画像よりももっと奥の子宮体部のところの検査になります。

さて、年に1度の定期検査・・・

カサ子

これ、めちゃ憂鬱なんだよね~

カピ子

やっぱりイヤなもの?

そもそも痛くも何もないのにクリニックに行くこと自体、気の進まないことですし、何よりも婦人科の独特な診察はほんとに憂鬱(ノд・。)

猛烈な痛みでもあったのなら、覚悟を決めて行くのですが。

なので、このときも頭の片隅に『検査の時期』というのはあったのですが、理由をつけてそこには触れないようにしてたんです。


でも、コロナ禍で在宅勤務が増えたことで運動不足になり、少し便秘気味だった私は、土曜日の朝少し散歩をしてました。

とても天気のいい日で、何も考えずにのんびり歩いていると気分がよくなって、突然『がん検査に行こう!』と思って、その足でクリニックに向かうことにしたのです。

クリニックに行く前は、天気がいいというだけで気分が軽かったのですが(笑)、やはり婦人科の診察室は、いつ行ってもウゲーーとなります。

でも、せっかく来たのに意味なく帰るわけにはいきませんし、それにこの検査を怠ったがために後々もっとイヤな思いをするかもしれない、と思って検査に臨みました。

キツ美

ちょっと大げさすぎ( 一一)

カサ子

あはは( ̄∀ ̄)

子宮頸がんの検査は、ほとんど感覚なく終わるのですが、子宮体がんの検査は、まーー痛い(*_*)

どうも組織の一部を切り取ってるらしく、検査が終わったら「後ろにナプキンがあるので使ってくださいね」と看護師さんに言われます。

切り取るということは、無理に傷をつけて出血もしてるということですから、そりゃあ痛いはずですよね。。。

カピ子

だから、ナプキンを使わないとダメなんだね~

検査後は、主治医から経過観察中の疾患についての説明があり、「じゃあがん検査の結果を2週間後に聞きにきてね」でこの日は終わりました。

特に問題なく順調に検査は終わりました。

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結果を聞きに・・・朝からイヤな予感が(*_*)

2週間後、検査結果を聞きにクリニックへ向かいました。

後から考えれば、いつもは何も考えずにフラ~~と行くのに、この日は胸騒ぎというほどではありませんが、何か引っかかるものがあったように思います。

カピ子

何があったの?

カサ子

ん~~うまく表現できないけど、悪い結果なのかもしれないっていう当たって欲しくないカンみたいなのかなぁ。

いつもは、『私が癌になることはない』と変な自信みたいなのがあるのですが、このときは『何か言われるかも』というもう一人の私の声が聞こえてきたり・・・

また、クリニックに行く前は、(問題ないと思い込んでいるので)、遠距離恋愛している彼氏に検査結果を写真に撮ってラインで送ろうと考えてたんですが、『ほんとにいい結果としてラインできるのか・・・』なんてことも頭の中をよぎりました。

こんな風に書くと、なんだか暗く落ち込んでるようですが、ほんとに軽く思っただけで、全く深刻さはありません(笑)


そんなこんなで、クリニックに行って待合室で座ってました。

何となく、あの人の次は私だろうな・・・みたいに雰囲気で自分の診察される順番がわかります。

このときも、その順番は合ってました。

でも、、、
私の前の人が診察室から出てこられたのに、私の名前がなかなか呼ばれないのです。
「あれ、私じゃないのかな。でも、誰も呼ばれてへんし」とおとなしくしてましたら、そこで私の名前が呼ばれました。

何ですぐに呼ばれなかったんだろう・・・診察室までは5mぐらいしかありませんが、その短い距離で考えていました。

もしかして、結果に問題があるからその協議でもしてたのかな、と。

クリニックに行く前に感じた予感も手伝って、このときは少しドキドキしてたと思います。

そして診察室に入り、主治医から。

主治医

えーこの前の結果ね、子宮体がんは問題なし

と言いながら結果が書かれた紙を見せてくれました。

ホっとしました(´▽`)

でも、これで終わりではないのです。
子宮頸がんがまだある!

主治医

んで次やね・・・

主治医

ん、何やこれ? この日付おかしないか?

と後ろにいる看護師さんに話しかけられました。

看護師さんは「ちょっと確認しますけど、結果は間違ってないと思いますよ・・・」とのこと。

後で結果を見せてながら説明してくださいましたが、採取日が2019/09/04となってました。

でも、私が検査したのは2020/04/04なのです。

主治医

そうか、確認しといてや

と看護師さんに言い、きっと名前や年齢は問題ないので大したことではないと判断されたのでしょう。
間違えた日付を赤字で2020/4/4と訂正されました。

主治医

次は、子宮頸がんの結果やけど、ちょっと問題ありになってるわ。

少し驚きはしましたが、朝からのイヤな予感などもあったからか、すんなりと受け入れてるというか、やっぱりねと妙に納得してる自分がいました。

でも、そんな風に思ったのはほんの一瞬で、『いやいや何かの間違いでしょう。大体日付も間違ってるんだし』とオタオタしました(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)

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ベセスダ分類 LSILという結果

結果には、「LSIL」という文字が。
ベセスダ分類という方法を使って検査をした結果みたいです。

主治医が表を使って説明してくださいました。

ブログを書くのに表を写真に撮らせてもらえばよかったんですが、そんな余裕もなく・・・(;’∀’)
自分で調べたことを、簡単にまとめました。

NILM:正常(がんを疑う細胞はない)
ASC-US:軽度の異常を疑う(軽度扁平上皮内病変の疑い)
LSIL:軽度の異常を疑う(HPV感染軽度異形成) ← 私の結果はこれ
ASC-H:高度の異常(癌)を疑う(高度の扁平上皮病変の疑い)
HSIL:高度の異常(癌)を疑う(中等度異形成~微小湿潤癌の疑い)
SCC:高度の異常(癌)を疑う(扁平上皮癌)

という結果で、上側は問題なし、下側にいくほど癌に罹っている(もしくは可能性がある)ということになります。

私の場合は、上から3番目で少し異常ありというところ。

後から落ち着いて考えてわかったのですが、このLSILは「あなたは癌です」と告知されたわけではなく、細胞に少し変な形をしたものがあるよ、という状態なのですね。

ですが、このときはもうお先真っ暗な状態で、『生命保険はどうなってたかな』とか『どんな手術になるのか』と色んなことを考えてしまいました(;^ω^)

色々調べてわかったのですが、子宮頸がんは風邪をひいた状態に例えるとわかりやすいそうです。

風邪をひく=ヒトパピローマウイルス (HPV)に感染した状態。

でも、風邪をひいても、自分の治癒力で寝て治すことも多いですよね。

ヒトパピローマウイルス (HPV)も同様に、感染しても知らず知らずのうちに自然治癒してることが多いとのこと。

ただ、風邪でも時には、高熱が出て、肺炎を併発して入院することもありますし、最悪は亡くなってしまうことも・・・。
ここまでくると、子宮頸がんに罹ってる可能性が高いということになるのですね。

ヒトパピローマウイルス (HPV)は、成人女性であれば50%程度の人が一生に一度は感染するというぐらい一般的なウイルスらしく、私も今回は変な結果が出ましたが、過去には自然治癒してたこともあったかもしれません。

で、とりあえずはもっと精密な検査をしてみないことには、ハッキリしたことはわからないというので、冒頭にあったような主治医の「ほな検査いつしよかなぁ」になるのです。

いつかは再検査をしないといけないので、それなら早目にしましょうとなりました。

いいのか悪いのかわかりませんが(;^ω^)、コロナ禍で在宅勤務をしているので、クリニックに行きやすい。

主治医

毎日決まった時間にパソコンの前におらなあかんの?

カサ子

いいえ。自由です。

主治医

ほな、もう来週中にしてまお。

とテキパキ話が進み、翌週火曜日に精密検査をすることになりました。

 

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