コンビニやスーパーで手軽に買える「ハイカカオチョコレート」。
私は毎日のように食べてます(笑)
子供のときは、チョコレートは虫歯の原因になるって言われて、どちらかというと悪者扱いされてましたが、今では健康的に過ごせるということで逆に推奨されてますよね(^^)
でも! それは普通のチョコレートではなく「ハイカカオチョコレート」に限ってです。
私が初めて「ハイカカオチョコレート」に出会ったのは、今から15年ほど前にイタリアへ行ったときでした。
帰国時、空港で時間があったので最後のお土産を探していたときです。
そのときから普通のチョコレートは好きでしたので、何気なくお菓子のコーナーを見てたら、格好いいパッケージのチョコレートが目に留まり、小銭を使いきるのにちょうどいい額だったということもあって、深く考えずに買ったのです。
帰国してから、食べてみましたら、最初は『なにこれ(@_@) 苦い~』だったんですけど、勿体ないからと少しずつ食べ進めていくと、意外にも『美味しい!』に変わったんですよね。
それからです。私が「ハイカカオチョコレート」にはまったのは。
でも、当時は今みたいに近場で買えなかったので、ネット通販で取り寄せて買ってました。
そしたら、いつの間にか近場で手軽に買えるようになって、しかもお手頃価格ですので嬉しい限りです(^^♪
美味しいからというだけで食べてる「ハイカカオチョコレート」。
何となく身体にいいというのはわかってますが、詳しくわかってませんので、ここで真面目に調べてみました~
ハイカカオチョコレートとは?
そもそも「ハイカカオチョコレート」ってどういうものを指すのでしょう?
調べてみましたが、明確な規定はないみたいで、一般的には70%以上ぐらいカカオを使用されていれば、「ハイカカオチョコレート」に分類されるようです。
その何パーセントかもわからないというのなら、原料の一番最初に『カカオマス』が書かれてあれば、「ハイカカオチョコレート」だという認識でいいと思います。
なぜなら、食品表示法で次のように定められているからです。
使用した重量の割合の高い順に表示されています。
消費者庁知っておきたい食品の表示より
ですので、一番最初に『カカオマス』と書かれてあるのなら、何よりも一番多く使われているチョコレートですので、間違いなくハイカカオになるでしょう!
何故苦いのか?
「ハイカカオチョコレート」は冒頭でも書きましたが、苦いです。
どうしてこんなに苦いの?
それは、さきほども出てきた『カカオマス』が苦いから。
『カカオマス』とはカカオ豆をペースト状にしたものです。
一般的にイメージするチョコレートは、この『カカオマス』を砂糖でうまくコーティングしてあるから、甘いんですよね。
『ハイカカオチョコレート』にも少しの砂糖は使われていますから、コーティングはされてあるのはあるけれど、絶対的な砂糖の量が少ないために苦味が主張されるわけです。
良薬は口に苦しという言葉があるように、苦いチョコレートだからこそ身体にいいんだろうなというのは想像することができますね(^^)
苦いのに何故美味しいと感じるのか?
不思議ですよね~
苦味を美味しいと思うなんて・・・。
でも、ビールだって苦いけど、美味しいって言うよね。
確かにね。
私はビールが苦手だからそこは全く理解できないけど(゚∀゚)
一般的に、苦い物=毒という認識でいますが、人間というのはほんとに凄い生き物で、大人になっていくにつれて、その経験値から苦味の中でも毒であるかそうでないかを識別できるようになっていくそうです。
「ハイカカオチョコレート」が身体にいいのは何故?
抗酸化作用に優れている
「ハイカカオチョコレート」の苦味成分は、『カカオマス・ポリフェノール』といいます。
『ポリフェノール』といえば、赤ワインや緑茶などに含まれていることで有名ですよね(*^^)
『ポリフェノール』って名前はよく聞くけど、何で身体にいいの?
『ポリフェノール』は活性酸素の働きを抑える抗酸化作用に優れているそうです。活性酸素は、体内で必要以上に作られてしまうと、酸化・殺菌力によって正常な細胞を傷つけてしまい、様々な病気の要因となるからです。
細胞が傷つかないように、守ってくれてるってことね(^^)
そして、「ハイカカオチョコレート」に含まれている『カカオマス・ポリフェノール』も同じように、抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などを抑制すると解明されているそうです。
便秘解消にも役立つ
「ハイカカオチョコレート」の原料であるカカオには、食物繊維が含まれています。
ですので、実際に「ハイカカオチョコレート」の栄養成分を見てみますと、食物繊維の含有力が多いです。
ということで、便秘解消にも役立つんですよね。
リラックス効果
カカオには『テオブロミン』という物質が含まれており、これは心身の安らぎをもたらす役割があるとされています。
「ハイカカオチョコレート」に出会う前、時々チョコレートが食べたいと思うことがありました。
そんな時、疲れてるから甘い物が欲しいんだろうな、と思ってました。
でも、いまこうやって調べてみて、疲れてるからこのリラックス効果を知らず知らず求めていたのではないかな・・・と思います。
むかしは薬だった
様々なメリットのあるチョコレートですが、ずっと昔は薬として用いられていました。
そして、カカオは貨幣として流通するぐらい貴重だったようです。
日本では、江戸時代に伝わってきたとされています。
京都の蘭学者の廣川獬が、長崎に6年ほど遊学したときの事をまとめた「長崎聞見録(1800年、寛永12年刊行)」では、「しょくらとを」の記録がある。「しょくらとを」は、「紅毛人の持渡る腎薬」と記されており、溶かして飲む薬として扱われていたようである。
上記のように、日本でも最初は薬として扱われていました。
今みたいに色んなことが解明される前から、人間は自然と身体のどんな作用があるのか身をもって体験し、生活に摂り入れてきたんですね~
まとめ
コンビニで手軽に買えるようになった「ハイカカオチョコレート」について調べてみました。
苦いけど美味しい。
不思議とハマる食べ物です(^^)
以前は単に美味しいからというだけで食べてましたが、いつの間にか世間でも身体にいいというのが常識になってきましたよね。
昔は薬として重宝されていたといいます。
それもそのはずで、抗酸化作用に優れ、食物繊維が豊富で便秘解消にも役立ちます。
そしてリラックス効果も併せ持つ。
不思議な魅力のある「ハイカカオチョコレート」です。
上手に摂り入れて、健康的に過ごしたいですね(^_-)-☆
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